早速ですが皆さんは歴史を学ぶ意義(理由)について考えたことがありますか?
ほとんどの人にとって「歴史は試験(テスト)のために勉強している暗記科目」という認識だったと思います。
算数や国語といった読み書き計算は日常生活に密接に関わっているので学ぶ意義(理由)を見出すのは簡単だ。
しかし、歴史はどうだろう。「過去の経験(失敗)を教訓に同じ過ちを繰り返さないようにしよう」と言われれば何となくそうなのだろうと思いつつ「正直本音では全く腹落ちしていない」
これが事実です。
でも実は、変化の激しい今の時代だからこそ歴史を学ばなければならない本当の理由があったんです。
歴史を学ぶ意義(理由)と得られるもの
【結論】歴史からの学びを羅針盤として自分の輝く物語を創ることができる。
- 社会環境の変化に伴い幸せの定義も変化「自分で自分を決めないといけない時代」
- 時代の構造の変化という分岐路に立った時、”自分”という経営者は右か左か選択を迫られる
- 正解が決まっていない変化の時代では地図より羅針盤が欲しい
- 自分が信じる成功法則や体験がどのような条件や社会であれば機能するのか俯瞰し、常に上書き出来る能力が大事
- 「時代の変化」という構造把握がちゃんとできれば、その中で自分の個性が輝く部分を見つけられる。
- これからの変化の時代の中では自分にあった羅針盤を1人1人が持たないといけない。
気になる結論を先に示しましたが、当然まだ腹落ちしていないはず。
順を追って深堀り解説していくのでこのまま読み進めていけば問題無しです。
この記事を読んで歴史を学ぶ意義と必要性が分かればきっとあなたも勉強しようと思うはず。
最後には誰でも簡単に学べる方法も示しているのでぜひ試してみて下さい。
歴史を学ぶ意義(理由)
早速ですが、そもそもなぜ僕たちが歴史を学ぶ必要があるのか。
【結論】幸せの定義が変わってきたからです。
実は少し前までの時代の価値観で考えれば僕たち大衆にとって歴史を学ぶ意義(理由)はほとんどない。
しかし、”経営者””政治家”など人々の先頭に立って常に正解の無い選択を求められる立場にある少数派の人たちにとって歴史を学ぶ意義(理由)は非常に大きいものだった。
そして現在、過酷で自由な道を課された僕たちは1人1人が経営者マインドをもって選択を迫られる時代になっている。
だから僕たち大衆にとっても歴史を学ぶ意義(理由)が生まれてきているわけです。
✔幸せの定義が変わってきた
まず始めに、ここでは歴史を学ぶ意義(理由)が生まれてきた背景を見ていきます。
昔と今を比較師ながら変化する価値観に注目です。
昔 | 今 |
|
|
上記の通り。
昔は満ち足りていないのでそれらを埋める「達成する」ことで”幸せ”になれていた時代
今は満ち足りているので「達成」の先「何のために達成するんだっけ?」と意味合いを求める時代。
- 何の意味合いの中に僕たちは生きているのか
- どんな仲間と一緒にいるのか
- それをやることに夢中になれるのか
そして上記の通り、時代の価値観が移り変わていった中で求められる”意味合い”を1番提供してくれるのが実は”歴史”だったりするわけです。
✔どっちが幸せ?”昔””今”
ここまでは「モノが満ち足りてきたことで幸せの定義が変わってきたよ」という話をしました。
そして突然ですが質問です。少し考えて見て下さい。
Q”今”は”昔”より幸せですか?
どうだったでしょうか。
- 既に満ち足りているので余剰分を”自由”に使うことができる
- 無いモノが少ない満ち足りた”今”のが”幸せ”だ
色々な考え方ができますが”今”>”昔”と悲観する必要はありません。
理由はこんな考え方もできるからです。
- ”自由”が増した分、難しくなっている一面がある。
- ”今”の人は「自分で自分を(定義)決めないといけないから難しくてつらい」
上記の通り。
昔は満ち足りていないのでそれらを埋める「達成する」ことで”幸せ”になれていた時代
今は満ち足りているので「達成」の先「何のために達成するんだっけ?」と意味合いを求める時代。
- 何の意味合いの中に僕たちはいきているのか
- どんな仲間と一緒にいるのか
- それをやることに夢中になれるのか
昔 | 今 |
|
|
上記の通り、今の人たちは「過酷で自由な道」を課されている。
昔は生まれや所属によって”自分”を決められていた時代から解放され”自由”になった一方で今は「自分で自分を決めるしかない」
悲しいことだけれど、上記のようにして”自分で終わらせてしまう”という場合がある。
でもしかし、そんな時に指針となる”羅針盤”があることによって「僕たち(私たち)はここへ向かえるんだ」ということが定義できるようになれば、それは「大きな”助け””救い”」になるはずだ。
「自分で自分を決めるしかない」そうなった時、必要なのは下記の通り。
- 自分を(が)決める(決まる)ための基準をどこから探すのか
- 自分にあった自分の物差しをどうやって探すのか
上記のことを自分で学ばなくてはいけない。
そして、その学びは”歴史”から得られる。
歴史を学びそこで得られた知識や経験が”羅針盤”となり自分の輝く物語を創ることができる。
✔人は”地図”より”羅針盤”を欲しがる
「自分で自分を決めるしかない」正解のない今の時代において、人は地図よりも羅針盤を欲しがります。
具体的には下記の通り。
昔 | 今 |
|
|
- 少なくともこういう方向に行っては危ない。
- こういう方向に行く方が筋がいい。
上記の通り、人々は選択の判断材料となる”羅針盤”を欲しがるわけです。
ここでいう”羅針盤”とは何か、それが”歴史”です。
要は、過去から今に至る方向性が分かれば今から未来への方向性も理解しやすい。
つまり、点ではなく線で理解ができるということ。
過去から今・今から未来へ向かう時に右か左どちらに行くべきなのか正解が分からない時代。
選択を迫られたその時「どちらに行くことが自分にとっての楽しさが増すのか・時代を持続的に変えていく方向になるのか」という迷った時の”判断材料”になるわけです。
✔羅針盤を得るためにするべきこと
【結論】は下記の通り2つです。
- unlearningする力をつけよう
- 歴史を学ぼう
unlearningとは、環境変化の激しい現代社会を生き抜くために、過去の経験にとらわれないよう、意識的に学習知識を捨て去ること。
つまり「常に学びを上書きできる能力」を意味しています。
- 正解の無い選択を迫られる過酷で自由な時代の中では個人1人1人が歴史の羅針盤を自分の中に内在化する。
- 色々な歴史は過去の常識を上書きしてきたものなので、自分が生きる30年で成功したパターンというのはたまたまであり、次の瞬間にはいかようにも上書きされる可能性が十分にあるという理解が必要。
- 今の自分がめちゃくちゃ信じている成功法則や体験はどういう条件のもとだとそれが機能するのかを俯瞰して見れる力が大事。
上記の通り、unlearningとは成功体験をしてそれを1回捨て去るという行為なので出来るようになるのは非常に難しいが重要な力だ。
イメージ難しい方の為に、unlearningできず過去の成功体験にしがみついて新しいルールや変化の時代ではダメになってしまうという例を下記に示すので参考にどうぞ。
- ”年功序列”について、今の僕たちは悪いように捉えがちだけれど、人口能動態的にも若い人が多かった当時の産業構造や時代からするとそれで良かった。しかし今では”成果主義”の方が時代にマッチしている。
- 昭和に1度焼け野原になった日本はモノづくり大国として「東洋の奇跡」と称されるほど躍進した50年がある。しかし、そのモノづくり大国としての成功体験にしがみつくと時代が変わった次のルールにはマッチしていないので弱い。
✔歴史を学ぼう
歴史を学ぶ事で得ることは下記の通り3つ
- 時代の構造変化という分岐路に立った時、選択に迷った際の指針(判断材料)となる”羅針盤”を見つけるきっかけになる。
- 壮大な時間軸の中でみた時に、それがマッチしているのかどうか、それがなぜマッチしているのかいないのかという物事のとらえ方が出来るようになる。
- 自分の信じる成功体験にとらわれず、1歩引いた俯瞰的な分析。つまりアンラーニングの練習になる。
上記の通り、歴史を学ぶ意義(理由)やそこから得られることはたくさんある。
しかし残念なことに”学び方”によってはこれら素晴らしい能力を得ることが難しいのではないかと思う。
具体的には下記の通り。
- 残念なことにこれまでの歴史学習とは「人に押し付けられるもの」だった。
- 学びとは「ゴールを決めて良い成績をとってそれを積み上げていくもの」という認識が定着してしまっている可能性がある。
ほとんどの人にとって「歴史は試験(テスト)のために勉強している暗記科目」という認識だったと思う。
1番最初に冒頭で僕が述べた理由がこれだ。
学習という側面からみて、数学や理科といった科目というのは僕たちの生活に直結していて、学習することで生活が豊かになるイメージが沸きやすい。
その一方で、歴史というのは自身の生活に直結する機会が少なく、勉強の為の勉強。或いは個人的な趣味の範囲と捉えられがちだったように思う。
しかし、ここまで記事を読んでくれた方々なら分かるはず。
【結論】つまり歴史を学ぶ意義が無いんじゃない。”学び方”に課題があったというわけです。
以下に、良い学びとそうでないものを表にしてみたので比較してみて下さい。
歴史をどうやって学べばより効果的なのかが分かるはずです。
イマイチな学習 | いい感じの学習 |
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|
上記の通り。効果的な歴史の捉え方(学び方)を示しました。
とはいえ、下記のように疑問や不安もあるはずですが問題なしです。
最後に具体的かつ誰でも簡単に試せる歴史の学習方法を3選紹介しています。
- 「歴史を1つの長い時間軸で学ぶのは難しくて大変そう」
- 「長い時間軸(物語)で理解とは、何年~何年で区切るの?」
- 「戦国時代とか当時の常識には興味ない。織田信長が好きだから彼について学ぶだけではダメなの?」
【試して欲しい】歴史を学ぶおすすめの方法を紹介3選
ここでは、誰でも簡単に試せて歴史に興味をもって貰えるようなおすすめの学習コンテンツを3つ紹介します。
どんな人におすすめなのかポイントと理由も合わせて解説します。ぜひ自分が1番楽しめるモノを見つけてみて下さい。
※まずは歴史に”興味”を持ってくれたらそれだけでokです。難しく”学習”と身構えずにリラックスしてどうぞ。
おすすめ1 「コテンラジオ」を聞く
YouTube及びポッドキャストで聴けます。
ちなみに僕はポッドキャスト派。
主に車での移動中などにBGMとして聞いています。
- 時代背景から順番に説明してくれるので歴史的な予備知識を必要としない=自称”歴史弱者”でも安心して楽しめる。
- 英雄(個性)に注目した”吉田松陰”や構造に注目した”コミュニケーション史”などシリーズが豊富なのできっとあなたの好きな話が見つかる。
- ”歴史”という既に溢れるほどあるコンテンツの中で、”時代背景”と”英雄(個性)”を全部セットで語ってくれる珍しい構成をしている。
✔自称”歴史弱者”でも大丈夫
早速ですが”歴史”って身近じゃない何か難しいイメージがありますよね。
- クイズ番組などで雑学として偉人たちの面白エピソードを耳にして盛り上がることはあっても、いざ勉強となった途端に”徳川家康”やら”徳川家綱”やら似たような名前がたくさんあって”誰?”となる。
- ”好きな武将”よりも”好きなアニメ”というテーマの方が見たことない人でも話の中で何とか盛り上がりそうな気がする。
- ”徳川家康””織田信長”など、名前は聞いたことがあるし知っているけれど、実はどんな人なのか他人に全く説明できない自信がある。
- えっ…小野妹子って男性なの!?
上記に心当たりがある方「歴史苦手だし全然わかんねぇ」そんな方たちにこそ「コテンラジオを聞いてみて欲しい」
聴き終わった時、きっとあなたはこう思う。
- 歴史わかんないのに話が分かるぞ
- ナニコレ超おもしろいかも
- 明日、みんなに知ったかぶって雑学として披露してみようかな
- 勉強ではないし面白くて笑ってしまった。でも何かためになる話だったなぁ。
Qなぜって?
A聴いてみれば分かります。
✔”構造を知る”ノウハウ好きと”英雄の個性に惹かれる”エモい成長ストーリー好き
早速ですが、コテンラジオにはたくさんのシリーズがあるのでいったいどれを聞けば良いか迷う方もいるはず。
個人的にはシーズン1「吉田松陰」~順番に聴くことをおすすめしますが、途中のシーズンからでも問題無しです。
気になるシリーズがあればまずは聴いてみましょう。
理由はシーズン毎に話が完全に繋がっているわけで無いからです。
※シーズンが進むと過去シーズンで既に話した内容と被った際に説明が簡素になる場合があります。とはいえ全く説明が無いわけではないので問題なしです。
あなたにおすすめのシーズンを探す方法は下記の通り。
まずは自分の好きを知りましょう。
人によって案配は違うだろうが何に興味があってどこが好きなのか、基本的には2種類のタイプに分けられます。
- 【英雄個性派】その時代の中で選ばれた主人公が成長していく。エモい成長ストーリーが好きなタイプの人。
- 【構造理由派】なんでそうなったのか。時代の必然性における構造的な理由(ノウハウ)を知るのが好きなタイプの人。
少し分かりにくかったかもなので、映画『ビリギャル』の面白さで例えてみましょう。
- 【英雄個性派】ビリギャルと称される底辺だった女の子が大学に受かるまでという個性のストーリーが好きなタイプの人。
- 【構造理由派】受験のノウハウが入ってる。受験の構造化説明が好きなタイプの人。
あなたは”英雄””構造”どっち派でしたか?
バランスなのでシーズン毎に内容のタイプがはっきりと分かれているわけではありませんが下記におすすめを示しておきます。
どれを聞くのが面白そうか選択の参考にどうぞ。
※自分だけではなく誰かにおすすめする際の参考にもなるかと思います。
【英雄個性派】 | 【構造理由派】 |
高杉晋作 |
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✔コテンラジオの特徴。
”歴史”というコンテンツは既に溢れるほどたくさんありますよね。
ここでは他との違いからコテンラジオの特徴とおすすめしている理由について示します。
その他でよくあるヤツ | コテンラジオ |
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上記の通り、既に溢れるほどあるその他たくさんの”歴史”コンテンツには無い特徴をコテンラジオは持っている。
だからそこから学べる要素もあるし面白い。
- コテンラジオはある種のアンラーニングに適している。
- 選択に迷った時の判断材料(指針)となる自分だけの”羅針盤”を見つけ鍛えるのに適している。
耳だけでは理解が難しかった。長すぎて全部を聞いてられない。そんな方に向けてコテンラジオをテキストでまとめています。(※次回更新日は未定ですが、シーズン14まではできています。)
コテンラジオまとめ シーズン14高杉晋作
おすすめ2 「大河ドラマ」を見る
2つ目に紹介する歴史を学ぶおすすめの方法は、「大河ドラマ」を見る。
大河ドラマは主に両親が楽しんでいます。
2022年は「鎌倉殿の13人」
2023年は「どうする家康」
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
- 上記で述べた「英雄個性派」の人は特にドラマで見ると楽しめると思う。
- 歴史の変化をストーリー形式の”線”で見せてくれる。
- 耳や文字(テキスト)での勉強より、俳優の演技や映像といった動き(視覚情報)で理解できるのでイメージしやすい。
✔英雄に着目したドラマチックな展開
コテンラジオは時代背景など構造変化がどう起こったのか”構造理解”の比重が高いのに対して、大河ドラマは”英雄個性”の比重が高い。
そして、主人公を中心に物語が展開されるので歴史の変化を”点”ではなく”線”で理解することができます。
コテンラジオをおすすめする際、ドラマでは英雄に着目し過ぎている点を指摘しました。
「英雄を持ち上げて、その人のラブロマンスなど人間関係の中で弱さは出すけれどヒーローとしての弱さはあまり出てこない。」
とはいえ、コテンラジオよりドラマのが適している点もある。
具体的には下記の通り
- コテンラジオでは”構造理解”の比重が高いので時代背景から丁寧に説明してくれている一方で、結果「シーズン24織田信長」では本人がなかなか登場しない。
- 人によって案配は違うが【英雄個性派】その時代の中で選ばれて成長していくようなエモい成長ストーリーが好きな方にはドラマの方が楽しめる可能性がある。
- 耳だけで楽しめるコテンラジオは”ながら聞き(BGM)”に適している一方で「シーズン9フランス革命」のように登場人物(勢力)が多くその関係が複雑になってくると”耳”だけでは理解が難しくなってくる場合がある。
- 大河ドラマは俳優の演技や衣装、映像など動き(視覚情報)で理解できるので、イメージしやすい。
✔2023年は「どうする家康」
ちなみに、2023年の大河ドラマは「どうする家康」
主人公は松本潤が演じる”徳川家康”です。
詳細が気になる方はこちらをチェック
♦NHK大河ドラマ『どうする家康』サイト♦
おすすめ3 「本」を読む
最後に紹介する歴史を学ぶおすすめの方法は、「本」を読む。
この記事を読んだ方で”歴史”を学ぶ重要性を感じた大人の中には「ぜひ子どもにも学んで欲しい」と思った方がいるかもしれません。
とはいえ今回紹介した「コテンラジオ」「大河ドラマ」どちらも、小学生が視聴して理解するにしてはハードルが高そうな気がしますよね。
そこで、小学生を対象に読みやすいおすすめ本を紹介しようと思います。
※本の画像やタイトルをクリックするとAmazonのページに移動し、本を購入することができます。
✔小学生向け、おすすめの本を紹介『学習漫画 世界の伝記シリーズ』
学問、政治、芸術など、さまざまな分野ですばらしい業績をのこし、人びとの心に光を投げかけた世界の偉人。
その努力と感動にみちた波乱の生涯を、ひとり1冊で収録。
専門の先生がたの監修と信頼できる資料にもとづき、正確に描いたとされている伝記まんがシリーズです。
図書館や学級文庫にもあるはずなので無料で読めます。
ぜひ1度試してみて下さい。
コテンラジオにも登場している偉人たちも本になっているので一部を紹介。※クリックするとAmazonのページに移動し、本を購入することができます。
ガンディー
ヘレンケラー
高杉晋作
子供たちだって彼らなりの不安や悩み、課題を抱えている。
しかし、達観し悟ったふりが得意な僕たち自称大人たちが思っている以上に子どもたちはすごい早さでそれら不安を乗り越え成長していきます。
そんな子どもたちに、あなたがコテンラジオで知った偉人と近いものを感じたのなら話してあげたり本という形でプレゼントしてあげて欲しいです。
そうして一緒に学んでくれたなら僕は嬉しい。
過去記事で読書によって得られた力について書いています。3分程度で簡単に読めるので合わせてどうぞ。
別に読まなくても損しないのに、なぜ自分は本を読むのか
✔気を付けるべき大切なお話
早速だがまずは冒頭の内容を思い出しながら読んでもらいたい。
大人(親)が子に「学んで欲しい(学ぶべき)」と思う強い気持ちは残念ながら子供たちには関係ない話で押し付けである。全くいい迷惑だ。
突然ではあるが、上記を見て何か思い出しただろうか。
そうです。この記事を読む前、ほとんどの人にとって「歴史は試験(テスト)のために勉強しているただの暗記科目」という認識だったはず。
理由は下記の通り。
その一方で、歴史というのは自身の生活に直結する機会が少なく、勉強の為の勉強。或いは個人的な趣味の範囲と捉えられがちだったように思う。
これまでの歴史学習とは「人に押し付けられるもの」だった。
学びとは「ゴールを決めて良い成績をとってそれを積み上げていくもの」という認識が定着してしまっている可能性があります。
【結論】つまり歴史を学ぶ意義が無いんじゃない。”学び方”に課題があったわけです。
ではここで質問です。
Q子供たちに「歴史を学んだ方が良い。意味があることなんだから」と押し付けていませんでしたか?
上記の問いに対して、心当たりのある方やまさに学ばせようと強く思っていた方たち。
実は悲観し過ぎなくても問題なしです。
理由は「今ここで気づけたから」
つまり”アンラーニング”チャンスです。
「これが正しい」という思い込みを常に上書きし冷静に”俯瞰”して考えてみましょう。
最後にまとめ
僕たちが歴史を学ぶ意義(意味)と得られるもの
- 社会環境の変化に伴い幸せの定義も変化「自分で自分を定義(決めないといけない)時代」
- 時代の構造の変化という分岐路に立った時、”自分”という経営者は右か左か選択を迫られる
- 歴史学習は選択に迷った際の指針(判断材料)となる”羅針盤”を見つけるきっかけになる。
- 自分が信じる成功法則や体験がどのような条件や社会であれば機能するのか俯瞰し、常に上書き出来る能力unlearning
- 「時代の変化」という構造把握がちゃんとできれば、その中で自分の個性が輝く部分を見つけられる。
- これからの変化の時代の中では自分にあった羅針盤を1人1人が持たないといけない。
歴史の学習方法おすすめ3選
- コテンラジオを聴く
- 大河ドラマを見る
- 本を読む