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【車の保険が分からないあなたへ】任意保険の必要性と選び方を解説

投稿日:2021年2月7日 更新日:


こんにちは、タカオです。

早速ですが、皆さんは現在加入、もしくはこれから加入する車の保険についてどれくらい理解できているでしょう。
よく分からないまま加入して、決して安くはない保険料を払い続けていませんか?

この記事では車にかける任意保険について、加入する必要性やその選び方、相場などの基礎知識について解説します。

任意保険の選び方に不安のある方や、そもそも加入する必要があるのか迷っている人は必見です。



任意保険に加入する必要性

車の任意保険に加入するのは、事故による不安や被害から経済的に救済して貰う為です。

どんなに運転が上手な方でも事故をおこす可能性が全くないとは言えません。どれだけ自分が気を付けていても、相手がぶつかってきては防ぎようが無いからです。極論ですが、自動車が存在する限り事故は無くなりません。その車を運転するということは被害者にも加害者にもなり得るということです。

そして、自動車事故を1回でも起してしまうと自身は勿論、家族までもが一瞬にして悲劇に巻き込まれてしまうことがあります。なぜなら、年々高額化する賠償金は3億円近い高額の判決例もあります。これでは一生かかっても僕たち個人の力では支払いきれないのではないでしょうか。

このような不安を経済的に救済できるのが自動車保険です。

「自賠責保険」と「任意保険」

車の保険には2種類あります。法律によって保険の契約を義務づけられている「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」契約者の意志で加入する「自動車保険(任意保険)」です。

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)とは
自動車事故による対人事故の被害者の方を救済するため、自動車損害賠償保障法によって、原則として原動機付自転車を含む全ての自動車に契約が義務づけられている保険で、強制保険とも言われています。

要するに、あなたが被害にあって怪我をした時に、その相手がお金を持っていなければ入院や治療に必要なお金を貰えません。なぜなら、相手がお金を持っていないからです。無いから無理。では困るので、被害者であるあなたを救済する為に法律で強制的に加入する必要がある。これが自賠責保険です。

自動車保険(任意保険)とは
契約者の意志で加入する保険です。自賠責保険の上乗せ補償として、自賠責保険の保障額を超える部分に対して保険金が支払われる対人賠償責任保険などがある。自賠責保険が対人事故のみを補償し、支払われる保険金に限度があることから、多くの人が加入しています。

要するに、自賠責保険は被害者を救済するための最低限の内容なので、あなたの車の修理費は出ません。また、加害者となった場合は自身の治療費なども出ません。そして、被害者へ支払う治療費などとしては足りない場合が殆どです。これでは困るので、車の修理費や自分の怪我、そして被害者への足りない治療費を払う為に、自分でどのような補償にするか決めて自分の意志で加入する。これが任意保険です。

任意保険の選び方

年収1億稼いで、資産10億持っています。まだまだ稼げます。というような人でもない限り、僕たちのように普通に生活している方は任意保険へ加入しておいた方が良いということが分かって頂けたかと思います。

では次に、どこでどうやって加入したら良いのかを解説します。
加入方法は主に3種類です。

  • 購入した車の販売点やディーラー(代理店)で加入する
  • 保険会社で加入する
  • ネット保険で加入する

以下、それぞれの特徴などをまとめたので、自分に合うものを確認しましょう。

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「任意保険の選び方」加入方法と特徴まとめ
種類加入方法メリットデメリットこんな人におすすめ
ディーラー(代理店)

・購入した車の販売点やディーラーにて申し込む。

・購入時や点検の待ち時間に相談すると無駄が少ない。

・補償、サポートの充実

・もしもの事故対応時の窓口が1本で楽

・保険料が高い

・もしもの時の補償、サポートを充実させたい

・よく分からないので任せたい

保険会社・「保険の窓口」などを利用し相談する・車以外の保険も相談できる・事故対応時に修理工場と日程調整や連絡を取るなど、連絡先が複数になり手間がかかる可能性がある

・保険は1箇所にまとめて管理したい

・車以外も相談したい

ネット保険・自分でインターネットから申し込む・保険料が安いため保険料を抑えることができる・複雑な補償内容から自分で選択して加入する必要があり、基本的には全て自分で行う必要がある

・とにかく保険料を抑えたい

・定期的に補償内容を見直すなど、自分で管理、把握する自信がある

僕はディーラーでの加入をおすすめします。

なぜなら、ディーラー(代理店)では各メーカーブランド毎に、ガラスやバンパーなどの修理にかかる費用を一部負担してくれるサービスなどを補償にセットしてくれていたりするからです。

また、保険は日常的に頻繁に利用するモノでは無いと思います。そのため、もしもの時に誰に連絡をすれば良いのか、どう対応すれば良いのかを把握できていない人が多いかと多いのではないでしょうか。

実際にカーディーラーで営業を経験してみると、連絡先を把握して頂いているお客様はいるのですが、実際に事故が起きると動揺、動転、不安などから現場では冷静な判断が出来ていないお客様への対応も少なく有りません。保険会社ではなく車両担当へどうすれば良いか連絡が入ることもあります。

一方でネット保険などと比較すると保険料が高いというデメリットがあります。

「保険はお守のようなモノ、保険はかけ捨て」と言われることがあるように、日常的に頻繁に利用しないため保険料を抑えたいという方もたくさんいます。
そういった方はネット保険に加入することで保険料を抑えることができます。

ただし、ネット保険の場合には注意が必要です。補償内容の選択など基本的には全て自分で判断し手続きなどを行わなくてはいけないので、ある程度の知識が必要となるからです。

仕事上、補償内容の見直しなどお手伝いをさせてもらうことがありましたが、ネット保険にて加入しておられるお客様の中には明らかに補償が足りていない方も見受けられます。もちろん全ての方がそうでは有りませんが、その場合には、もしもの時に充分な補償が受けられない可能性があることを理解しておきましょう

ネット保険などと比較すると保険料が高いというデメリットがありますが、もしもに備えた保険がもしもの時に機能しなければそれこそ無駄だと思うので、疑問や不安がある場合にはディーラー(代理店)で要望を伝え、相談して加入する事をおすすめします。

任意保険の相場と基礎知識

特徴として、ネット保険やディーラー(代理店)など加入方法で保険料に差が出ると解説しましたので、次は目安となる保険料の相場と基礎知識について解説します。

なお、保険料が決まるポイントを合せて紹介しているので、保険料を抑える為の参考にどうぞ。

年間保険料の目安

年間で支払う保険料は人によって大きく違います。
例えば、20代で初めて車を購入して保険に加入する場合だと年間約13万前後、30代で7万前後になるかと思います

無事故で長く加入することで、等級や年齢条件といった割引を受けられることから、初めて車に乗り出す20代より、年齢を重ね車に乗り続けてきた30代の方が保険料は安い傾向にあります。

保険料は、車種・加入する補償内容・使用者、年齢条件などによって判断されるので人それぞれにかなり異なります。あくまでも、およその相場であるとご理解下さい。

気になる方は、各保険会社のサイトで用意されているシミュレーションを使えば、項目に沿って、データ入力することでおおよその費用を算出できます。
♦損保ジャパン♦
♦アクサダイレクト♦
♦三井ダイレクト損保♦
♦イーデザイン損保 東京海上グループ♦

保険料が決まるポイント

ここではどの保険会社で加入しても基本的には共通のポイントを紹介します。保険料の相場より高い低い場合にどうしてなのか参考までにどうぞ。

  • 使用者、年齢条件
  • 使用目的、免許の色
  • 等級
  • 加入する補償内容
  • 車両の料率クラス
  • その他

使用者、年齢条件

契約自動車を運転する可能性のある方の内、最も若い方の年齢に合せて設定します。運転者が年齢条件の対象外の場合には、保険金が支払われないので注意しましょう。

運転者年齢条件に加えて、運転者の範囲を限定することで、保険料を割り引くことができます。ただし、こちらも限定された運転者以外の方が運転中の事故についても保険金が支払われないので注意しましょう。

要するに、自分だけがその車に乗る場合や年齢を重ねられている場合には保険料を抑えることができ、逆に家族での使用を想定ており、その内最も若い人が20代だったりすると高額になりがちです。

使用目的、免許の色

「日常レジャー」「通勤通学」「業務」の3種でそれぞれ使用頻度が違い使用頻度が高いということは事故のリスクが高いので保険料も高くなります。
また、運転免許証の色がゴールドの場合には保険料が割り引かれるケースがあります。

等級

1人1人の事故によるリスクを反映したもので、1~20等級があります。前契約の有無・事故件数・契約期間などによって決まります。

過去の事故歴によって、事故が多い契約者は等級が下がり、逆に事故の無い契約差は等級が上がることで、保険料負担の公平性が保たれています。

要するに、等級が高いほど保険料が抑えられます。逆に等級が低いと保険料が高額になりがち

加入している補償内容

補償内容を充実させるとその分、費用が必要になります。逆にいえば無駄を削れば節約できるということです。
車を買い換える時などライフルタイルの変化に合せて定期的に補償内容を見直すと良いでしょう

車両の料率クラス

多種多様な形状、性能の自動車があり、各種安全装置の装着状態にも差異があり事故の発生状況も違います。
型式毎に「車両」「対人」「対物」「傷害」の4項目にそれぞれ1~17クラスで区分されます。保険料は1が1番安く17が1番高くなります。

要するに、事故の多い型式の自動車は保険料が高く、事故の少ない自動車は保険料を節約できるということです。

その他

複数車両を所有している場合には1箇所の保険にまとめることで割引が受けられる場合がある。

また、契約期間を長期間で契約することで、等級の低下を抑えることができるなど、直接保険料が抑えられるわけでは無いが保険料の上昇リスクを抑える方法などがある。

各保険会社毎に違いがあるので、積極的に担当者に相談すると良い。(ネット保険の場合には自分で調べる必要がある)

最後に

保険商品は目に見える形あるモノでは有りません。
僕自身は仕事で関わる機会があったため、ある程度の知識は身に付けたつもりです。
一方で、殆どの方は過去の僕と同じように知らない状態でなんとなく加入しているのではないでしょうか。

そんな方に向けて記事を書いて見ましたが、いかがだったでしょうか。
過去の自分と違い、きちんと理解出来ている方もおられると思いますので、そんな方には物足りない内容だったかもしれませんが、年々変わる補償内容やライフスタイルに合わせて、改めて見直すきっかけなど、役に立っていれば幸いです。

-お金, 未分類, 生活

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